投資の話をSNSで持ちかけられ、現金を渡す。その現金を受け取りに来る人がいます。これが「受け子」です。SNS型投資詐欺では、受け子が事件の表に最初に現れます。報道で逮捕が伝えられるのも、多くはこの役割の人です。
なぜ受け子が捕まりやすいのか。外国籍の容疑者が増えているのはなぜか。SNS型投資詐欺の仕組みとあわせて、受け子という存在をやさしく整理します。だまされない側にも、知らぬ間に加担しない側にも役立つ内容です。
SNS型投資詐欺の「受け子」とは?役割をわかりやすく解説
詐欺グループは役割を細かく分けて動きます。受け子はその中の1つです。被害者から現金やカードを直接受け取る係を指します。まずは受け子の立ち位置を、ほかの役割と比べながら見ていきます。
受け子と出し子はどう違うのか
受け子は、被害者から現金やカードを手渡しや配達で受け取る役割です。一方の出し子は、振り込まれたお金をATMから引き出す役割を担います。受け取る側か、引き出す側か。ここが大きな違いです。
どちらも詐欺グループの末端にあたります。指示役から命令を受けて動く立場です。グループの全体像を知らされないまま動く人も少なくありません。役割の名前は違っても、捜査の対象になる点は同じです。
なぜ受け子が真っ先に逮捕されやすいのか
受け子は、被害者と顔を合わせる数少ない役割です。受け渡しの場所には防犯カメラが多くあります。受け取りの瞬間を押さえられやすいのです。だからグループの中で最も足がつきやすい立場になります。
指示役は遠隔で電話やメッセージを送るだけです。姿を見せません。お金の最終的な行き先も、海外であることが多いとされます。現場に出る受け子だけが残り、先に捕まるという構図が生まれます。
受け子が担う「現金回収」の流れ
受け子は、指示役から受け取り場所と時間を伝えられます。被害者には別の係が「集金に行く」と連絡を入れます。受け子は当日その場所へ向かい、現金を受け取ります。受け取ったお金は、また別の係へ渡します。
この流れの中で、受け子が知っているのは断片だけです。誰からいくら受け取るか、それしか聞かされません。だまされている被害者がいる、という全体像は見えにくくなっています。それでも受け取った行為そのものが罪に問われます。
柳井で起きたベトナム国籍容疑者の逮捕事例とは?
地方都市でも、SNS型投資詐欺の受け子は摘発されています。山口県柳井市で、ベトナム国籍の容疑者が逮捕されたと報じられました。報道をもとに、こうした事件がどう動くのかを整理します。事実と推測を分けて読み進めてください。
報道で伝えられた事件の概要
報道によると、SNS型投資詐欺の受け子とみられる容疑者が逮捕されました。容疑者はベトナム国籍とされます。被害者から現金を受け取ろうとした、あるいは受け取ったことが容疑の中心です。詳しい金額や経緯は捜査中とされます。
こうした事件では、容疑者が末端の役割だったケースが目立ちます。指示役は別にいて、容疑者は受け取りだけを担っていたとみられる場合があります。捜査はそこから上位の人物へとさかのぼります。報道の段階では、まだ全容が見えないことも多いのです。
容疑者はどのように関与したとされるのか
受け子は、SNSの求人や知人の紹介から関わる例が多いと言われます。「荷物を受け取るだけ」「現金を運ぶだけ」という誘い文句が使われます。容疑者が同じ入口から関わった可能性は否定できません。ただし個別の動機は、報道だけでは分かりません。
ここで大切なのは、推測で断定しないことです。「ベトナム国籍だから」という見方は事実とは別物です。後で触れますが、外国籍の容疑者が増えるには別の事情があります。報道は事件の一面を伝えているにすぎません。
地方都市でも被害が起きる背景
被害者は全国にいます。SNSは場所を選びません。都市部だけでなく、地方の住民も同じ広告を目にします。だから柳井のような地方都市でも、被害と摘発が起きます。受け渡しの現場が地方になることも珍しくありません。
受け子は、指示役から被害者の近くへ向かうよう指示されます。被害者が地方にいれば、受け子もそこへ動きます。「都会の話」と思い込まない姿勢が、自分や家族を守る第一歩になります。
SNS型投資詐欺の手口とは?だまされる流れを整理
被害は突然始まりません。少しずつ信用を積ませる流れがあります。広告から始まり、グループへ誘い、最後にお金を求めます。SNS型投資詐欺の手口を、3つの段階に分けて見ていきます。流れを知れば、途中で気づけます。
SNS広告やダイレクトメッセージで接触するきっかけ
入口は、SNS上の広告やダイレクトメッセージです。著名人や投資家の名前と写真が使われます。「投資のコツを教える」といった内容が並びます。クリックすると、別のアカウントへ誘導されます。ここが接触の始まりです。
広告は本物そっくりに作られています。実在する人物の写真を無断で使う例が増えています。前澤友作氏のなりすまし広告では、多数の偽広告で大きな被害が出たと報じられました。有名人が直接DMを送ることはまずありません。
LINEの投資グループへ誘導される段階
次に、LINEのグループへ案内されます。グループには「先生」と呼ばれる人物がいます。ほかの参加者も多数います。ただし、その多くはサクラだと考えられます。利益が出た報告が次々に流れ、参加者は安心していきます。
ここで信用が一気に高まります。「みんな儲かっている」という空気が作られるからです。専用の投資アプリを入れるよう促されます。画面上では利益が増えていきます。けれど、その数字は操作されたものです。
出金時に「手数料」を要求される仕組み
利益が出たと信じた人は、出金しようとします。すると「手数料が必要」と言われます。「税金の前払いが要る」と求められることもあります。指示どおり振り込んでも、お金は戻りません。むしろ請求が続きます。
この段階で、被害者は現金の手渡しを求められることがあります。受け子が現れるのはこの瞬間です。出金や手数料の名目でお金を要求されたら、まず疑う。これが手口を断ち切る分かれ目になります。
なぜ外国籍の容疑者が受け子として摘発されるのか?
報道で外国籍の容疑者が目立つ時期があります。背景には募集の仕組みがあります。国籍そのものが原因ではありません。データと事情を切り分けて見ていきましょう。誤解を避けるためにも、ここは丁寧に説明します。
検挙された外国籍被疑者の国籍別の傾向
警察庁の資料によると、令和7年上半期に検挙された外国籍の被疑者では、ベトナムが最多でした。次いで中国が続きます。前年と比べて人数が増えた点も示されています。これは公表された統計に基づく事実です。
国籍別の人数を整理すると、傾向が見えてきます。
| 国籍 | 令和7年上半期の傾向 |
|---|---|
| ベトナム | 最多。前年から大きく増加 |
| 中国 | 2番目に多い |
| その他 | フィリピンなど複数 |
ただし、数字は特定の国籍を責める材料ではありません。なぜ増えたのか、その理由を見る必要があります。
SNSの「闇バイト」募集とのつながり
受け子は、SNSの求人で集められることがあります。「高額」「即日」「簡単」という言葉が並びます。これがいわゆる闇バイトです。応募すると、身分証の写真を送るよう求められます。断りにくい状況に追い込まれます。
こうした募集は、日本語が読める人なら誰でも目にします。国籍を問わず、お金に困った人が標的になります。次のような誘い文句には注意してください。
【急募】荷物を受け取って渡すだけ
日給5万円以上/面接なし/即日OK
身分証の写真を送ってくれた方から優先連絡します
このような内容は、受け子募集の典型です。
留学生や技能実習生が巻き込まれる事情
来日した留学生や実習生の一部は、生活費に困ることがあります。借金を抱える人もいます。そこへ高額の誘いが届きます。言葉の壁から、相談先を知らない人も少なくありません。結果として、誘いに乗ってしまう例があります。
NHKの取材では、SNS上のコミュニティを通じて犯罪組織に取り込まれる実態が報じられました。孤立と借金が、巻き込まれる入口になっています。国籍が原因なのではありません。追い詰められた状況につけ込む側がいる、という見方が実態に近いでしょう。
受け子になると問われる罪と量刑とは?
「受け取っただけ」では済みません。受け子は重い罪に問われます。知らなかったという言い分も、簡単には通りません。ここでは、どんな罪に当たるのかを整理します。加担しないための知識として読んでください。
詐欺罪・詐欺未遂罪の対象になる理由
受け子は、詐欺罪に問われます。お金を受け取ろうとして失敗した場合は、詐欺未遂罪になります。だます役と受け取る役は、共犯の関係です。直接うそをついていなくても、グループの一員として責任を負います。
詐欺罪の法定刑は10年以下の拘禁刑と定められています。罰金刑の選択肢はありません。実際に有罪となれば、実刑となる可能性も十分にあります。「運ぶだけ」という認識は、刑を軽くする保証にはなりません。
「知らなかった」が通用しにくい理由
「詐欺とは知らなかった」と主張する人は多くいます。けれど、状況から見て怪しいと気づけたはずだ、と判断されることがあります。高額な報酬、身分証の要求、現金の手渡し。これらは通常の仕事ではありません。
裁判では、怪しいと分かっていながら受け取ったかどうかが問われます。これを未必の故意と呼びます。気づけたのに目をつぶった場合も、責任を免れにくくなります。「知らなかった」は万能の言い訳にはなりません。
外国籍の場合に在留資格へ及ぶ影響
外国籍の人が有罪になると、影響は刑罰だけにとどまりません。在留資格に響きます。退去強制の対象となる場合があります。つまり、日本から退去を命じられる可能性が出てきます。
留学や就労のために来日した人にとって、これは重大です。1度の関与で、これまでの生活が崩れます。再入国も難しくなります。軽い気持ちで関わることが、取り返しのつかない結果につながります。
SNS型投資詐欺の被害はどれくらい起きているのか?
被害の規模を知ると、危険が身近に感じられます。SNS型投資詐欺の被害額は高い水準にあります。受け子の検挙人員も増えています。公表された数字をもとに、現在の広がりを確認します。
警察庁が公表する認知件数と被害額
警察庁の暫定値によると、令和7年(2025年)の特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺をあわせた被害総額は、約3,241億円にのぼりました。認知件数は42,900件です。統計を取り始めて以来、最も多い水準とされています。
被害の大きさを整理します。
| 区分 | 数値(公表値・概数) |
|---|---|
| 令和7年の認知件数(合計) | 42,900件 |
| 令和7年の被害総額(合計) | 約3,241億円 |
| 2024年のSNS型投資詐欺の被害 | 約871億円 |
| SNS型投資詐欺の平均被害額 | 約1,365万円 |
1件あたりの被害が高額になりやすい点が特徴です。
受け子・出し子の検挙人員の動き
受け子や出し子の検挙も増えています。令和7年のSNS型投資・ロマンス詐欺の検挙人員は387人でした。前年のおよそ3倍です。検挙件数も598件と、前年の約2.3倍に増えています。
捜査が末端の摘発を強めている、と読み取れます。受け子は捕まる前提で使い捨てられているという見方もできます。グループにとって、受け子は替えのきく駒です。誘いに乗る側だけが、罪と前科を背負うことになります。
被害が高止まりしている理由
被害が減らないのには理由があります。1度信じた人は、何度も振り込んでしまいます。詐欺と気づくのが遅れるからです。1,000万円を超える被害も珍しくありません。グループは次々と新しい広告を出し続けます。
手口も少しずつ変わります。警察の対策をかわすように形を変えるからです。だから古い情報だけでは守りきれません。最新の注意喚起を、公的機関で確認する習慣が役立ちます。
狙われやすい人の特徴と入口とは?
だまされる人は特別ではありません。誰でも入口に立つ可能性があります。心理のすき間が突かれるからです。どんな人が狙われやすいのか。その特徴と入口を知れば、自分を客観的に見直せます。
著名人なりすまし広告に反応してしまう心理
有名な投資家や実業家の名前には、信頼が伴います。「あの人が勧めるなら」と感じてしまいます。詐欺グループは、その信頼を借りてきます。写真と名前を無断で使い、本人の発信のように見せかけます。
ここで働くのが権威への信頼です。肩書きや知名度に弱くなるのは自然な反応です。けれど、本物の著名人がSNSのDMで個別に投資を勧めることはまずありません。広告に有名人が出ていても、それは判断材料になりません。
「必ずもうかる」を信じてしまう要因
「必ずもうかる」という言葉は、強い魅力を持ちます。将来への不安があるほど、響きます。老後の資金、教育費、生活費。誰もが何かしらの不安を抱えています。その不安に、うまい話がぴたりとはまります。
投資の世界では、「必ず」「確実」という言葉自体が危険信号です。利益を断言する勧誘は、まず疑ってください。金融庁も同様の注意を呼びかけています。あなただけ、という限定の言葉にも同じことが言えます。
高齢者だけでなく現役世代も狙われる理由
詐欺といえば高齢者、というイメージがあります。けれど、SNS型投資詐欺は違います。SNSを使う現役世代が多く巻き込まれます。30代から50代の被害も目立ちます。スマホで完結する手口だからです。
資産形成への関心が高まっている点も背景にあります。投資を学びたい気持ちが、入口になってしまうのです。「自分は大丈夫」という思い込みが、かえって危うさを生みます。年齢で安心しない姿勢が大切です。
SNS型投資詐欺を見抜くチェックポイントとは?
手口を知ったら、見抜く力を身につけましょう。確認すべき点は決まっています。登録の有無、お金の渡し方、アカウントの真偽。この3つを押さえれば、多くの詐欺は途中で止められます。具体的な方法を見ていきます。
金融庁の登録業者かどうかを確認する方法
投資を扱う業者は、国への登録が必要です。登録のない業者による勧誘は、詐欺の可能性が高くなります。相手が登録されているかは、自分で確認できます。金融庁のサイトに検索機能があります。
確認の手順は次のとおりです。
- 金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を開く
- 勧誘してきた業者名を検索する
- 一覧に名前がなければ、無登録業者の疑いが濃い
登録の確認は、振り込む前に必ず行ってください。
現金手渡しや指定口座への送金を求められたとき
正規の投資で、現金を手渡しすることはありません。受け子に渡すよう言われたら、それは詐欺です。「担当者が集金に伺う」という連絡は危険信号です。指定された個人口座への送金も同じです。
お金を動かす前に、いったん立ち止まってください。家族や警察に相談する時間を作ることが大切です。相手は急かしてきます。「今日中に」「すぐに」という言葉が出たら、なおさら疑ってください。急がせる相手ほど怪しいのです。
公式アカウントと偽アカウントの見分け方
LINEやSNSには、公式アカウントを示す印があります。偽アカウントは、その印がなかったり、不自然な点を持ちます。友だち追加を急かす相手は要注意です。プロフィールの作りが粗いこともあります。
見分けるときは、次の点を確かめてください。
- 公式の認証マークがあるか
- アカウント名や画像が不自然でないか
- 過去のやり取りや投稿に一貫性があるか
少しでも違和感があれば、やり取りを止める。これが安全な対応です。
被害に遭った・受け子に誘われたときの相談先とは?
困ったときは、1人で抱え込まないでください。相談できる窓口があります。被害に気づいたとき、誘いを受けたとき、どちらにも対応先があります。早く動くほど、被害も後悔も小さくできます。
警察相談専用電話「#9110」の使い方
警察には、相談専用の電話番号があります。「#9110」です。緊急ではないけれど不安、というときに使えます。詐欺かもしれない、誘われて怖い。そんな相談を受け付けています。
すでに被害が進んでいる場合は、110番や最寄りの警察署に連絡します。早く相談するほど、お金が止められる可能性が上がります。ためらう気持ちは分かります。それでも、連絡する勇気が結果を変えます。
金融機関や消費生活センターへの連絡
振り込んでしまった直後なら、金融機関にも連絡してください。口座の凍結が間に合うことがあります。振込先の口座を止められれば、被害の拡大を防げます。スピードが何より大切です。
消費生活センターも頼れる窓口です。電話番号は「188」です。契約やお金のトラブル全般を相談できます。何を相談していいか分からないときでも、つないでくれます。窓口を知っておくだけで、いざというとき動けます。
高額報酬のバイトに応募してしまった場合の対処
闇バイトに応募してしまった人もいるかもしれません。身分証を送ってしまった場合もあります。それでも、引き返す道はあります。指示に従って犯行に加わる前に、警察へ相談してください。
脅されて怖い、という人もいます。「家族に危害を加える」と言われる例もあります。それでも警察に相談するのが最も安全な選択です。1度関われば、受け子として罪に問われます。立ち止まる勇気が、自分を守ります。
よくある質問(FAQ)
ここからは、よく寄せられる疑問に答えます。受け子の責任、詐欺の違い、返金の可否など。短く要点だけをまとめます。気になる項目から読んでください。
受け子だと知らずに現金を受け取っても罪になりますか?
罪に問われる可能性があります。状況から怪しいと気づけたはずだ、と判断される場合があるからです。高額報酬や現金手渡しは、通常の仕事ではありません。「知らなかった」が必ず認められるわけではない点に注意してください。
少しでも不審を感じたら、受け取る前に手を引いてください。すでに受け取った場合は、すぐ警察へ相談してください。早い対応が、状況を左右します。
SNS型投資詐欺と特殊詐欺は何が違いますか?
特殊詐欺は、オレオレ詐欺や還付金詐欺など、電話を使う手口が中心です。SNS型投資詐欺は、SNSの広告やメッセージから始まります。投資という名目でお金を集める点が特徴です。入口と名目が違います。
ただし、受け子が使われる点は共通します。現金を回収する役割は、どちらにも存在します。警察庁は両者を分けて統計を取っています。
だまし取られたお金は取り戻せますか?
取り戻せる保証はありません。お金は素早く別の口座へ移されます。海外へ送られることも多いとされます。それでも、早く動けば口座凍結が間に合うことがあります。あきらめずに相談してください。
被害回復の手続きには、振込先口座の情報が役立ちます。やり取りの記録は残しておいてください。証拠が多いほど、対応の選択肢が広がります。
「荷物を受け取るだけ」の高額バイトは危険ですか?
危険です。受け子募集の典型的な誘い文句だからです。簡単な作業で高額、という条件には裏があります。身分証の提出を求められたら、特に注意してください。応募した時点で個人情報が悪用される恐れがあります。
正規の仕事で、現金や荷物を匿名で受け渡すことはありません。少しでも怪しいと感じたら、関わらないでください。
家族が投資にのめり込んでいたらどうすればよいですか?
まず、頭ごなしに否定しないでください。本人は信じ込んでいる場合が多いからです。一緒に金融庁の登録一覧を確認してみてください。事実を見せることが、説得より効くことがあります。
それでも止まらないときは、警察や消費生活センターに相談してください。第三者の言葉が届くこともあります。早めの相談が、被害を最小限にします。
まとめ
受け子は、SNS型投資詐欺の末端で使い捨てられる役割です。捕まりやすく、罪は重く、外国籍なら在留資格まで失います。だます側は遠くで姿を見せません。現場に出た人だけが責任を背負う構図です。狙われる入口は、有名人の広告や「必ずもうかる」という言葉でした。
守る方法はそろっています。登録業者の確認、現金手渡しへの警戒、相談窓口の把握です。気になる勧誘を受けたら、振り込む前に「#9110」へ電話してください。なお、最近は偽の警察を名乗ってお金を要求する手口も報じられています。投資の話に限らず、お金を急がされたら一度立ち止まる。その習慣が、自分と家族を守ります。
参考文献
- 「SNS型投資詐欺」-警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ
- 「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について」-警察庁
- 「令和7年上半期における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について」-警察庁
- 「詐欺的な投資勧誘等にご注意ください」-金融庁
- 「免許・許可・登録等を受けている業者一覧(金融事業者一括検索機能)」-金融庁
- 「SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺にご注意ください」-デジタル庁
- 「SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺被害に注意!」-兵庫県警察