個人間融資

個人間融資は5ちゃんねるで借りられる?スレの実態と危険性を解説

個人間融資は5ちゃんねるで借りられる?スレの実態と危険性を解説 個人間融資

お金に困ったとき、5ちゃんねるの個人間融資スレが目に入ることがあります。「本当に貸してくれる人がいるのか」「書き込みは信用できるのか」と気になりますよね。掲示板は匿名だからこそ、本音の情報と危険な罠が混ざっています。

この記事では、個人間融資スレに書き込まれている内容の実態を整理します。あわせて、貸し手の正体や被害の手口、個人情報を渡してしまった後の対処法も解説します。審査に通らない人でも使える安全な借入先まで紹介するので、判断材料としてご活用ください。

  1. 個人間融資とは?5ちゃんねるで話題になる理由
    1. 個人間融資とは?基本の仕組み
    2. なぜ5ちゃんねるに個人間融資スレが立つのか?
    3. SNSや融資掲示板との違いとは?
  2. 5ちゃんねるの個人間融資スレには何が書かれている?
    1. スレに多い書き込みの種類とは?
    2. 被害報告・注意喚起の書き込みからわかることとは?
    3. 業者による誘導書き込みを見分けるポイントとは?
  3. 5ちゃんねる経由で本当にお金は借りられる?
    1. 「借りられた」という書き込みは信用できる?
    2. 貸し手のほとんどが闇金・詐欺といわれる理由とは?
    3. 安全な借入が構造的に成立しない理由とは?
  4. 個人間融資が違法とされるのはなぜ?
    1. 貸金業法の「無登録営業」とは?
    2. 出資法・利息制限法の上限金利とは?
    3. 借りた側も罪に問われる?
  5. 個人間融資で起こる被害にはどんなものがある?
    1. 先払い詐欺(保証金・手数料詐欺)とは?
    2. 法外な利息と悪質な取り立てとは?
    3. 個人情報の悪用・晒し被害とは?
  6. 「ひととき融資」とは?女性が狙われやすい理由
    1. ひととき融資の手口とは?
    2. 狙われやすい書き込みの特徴とは?
    3. 被害に遭ったときの相談先は?
  7. 個人情報を渡してしまったらどうなる?
    1. 職場・家族への連絡や嫌がらせの実態とは?
    2. 渡した個人情報は削除してもらえる?
    3. 今すぐ取るべき対処のステップとは?
  8. すでに個人間融資で借りてしまった場合はどうすればいい?
    1. 闇金からの借入に返済義務はある?
    2. 警察・弁護士・司法書士へ相談する流れとは?
    3. 相談前に準備しておくものとは?
  9. 個人間融資に頼らずお金を借りる方法は?
    1. 公的融資制度(生活福祉資金貸付など)とは?
    2. 銀行・消費者金融で少額を借りる選択肢とは?
    3. 借入以外で当面の資金を確保する方法とは?
  10. 審査に通らない人がまず相談すべき窓口は?
    1. 社会福祉協議会・自治体の相談窓口とは?
    2. 法テラスなど無料の多重債務相談とは?
    3. 債務整理で返済負担を減らす方法とは?
  11. 個人間融資と5ちゃんねるに関するよくある質問(FAQ)
    1. 5ちゃんねるで優良な個人の貸し手を見つける方法はある?
    2. スレで紹介されている掲示板やLINEアカウントは安全?
    3. 個人間融資の借金は踏み倒しても大丈夫?
    4. 連絡してしまっただけでも被害に遭う可能性はある?
    5. 家族や職場に知られずに解決する方法はある?
  12. まとめ
    1. 参考文献

個人間融資とは?5ちゃんねるで話題になる理由

まずは言葉の意味から整理します。個人間融資の仕組みを知ると、なぜ5ちゃんねるで頻繁に話題になるのかが見えてきます。掲示板やSNSとの違いもあわせて確認しましょう。

個人間融資とは?基本の仕組み

個人間融資とは、銀行や消費者金融を通さずに、個人同士でお金を貸し借りすることです。家族や友人との貸し借りも広い意味では含まれます。しかし検索されている「個人間融資」は少し違います。

ネット上で知り合った、面識のない相手とのお金のやり取りを指すのが一般的です。掲示板やSNSで「貸します」「借りたいです」と呼びかけ、個別に連絡を取り合う流れです。相手の素性を確認できないまま取引が始まる点が、身内の貸し借りとの大きな違いです。

なぜ5ちゃんねるに個人間融資スレが立つのか?

5ちゃんねるは匿名で書き込める巨大掲示板です。お金の悩みは人に相談しにくいものです。だからこそ、匿名で本音を書ける場所に人が集まります。

スレが立つ理由は大きく2つあります。1つは情報交換の場としての役割です。詐欺業者の手口や被害報告を共有する目的ですね。もう1つは借り手と貸し手の接点になってしまっている現実です。切羽詰まった人の書き込みを、業者が待ち構えている構図があります。

SNSや融資掲示板との違いとは?

個人間融資の入り口は5ちゃんねるだけではありません。X(旧Twitter)などのSNSや、専用の融資掲示板サイトも存在します。それぞれ性質が少しずつ違います。

場所 主な特徴
5ちゃんねる 情報交換が中心。業者の誘導書き込みも混在
SNS ハッシュタグで直接募集。DMで即やり取りに移行
融資掲示板 貸借の募集に特化。閉鎖と再開を繰り返す

5ちゃんねるは「情報を見る場所」の色が強めです。ただし、スレから外部の掲示板やLINEへ誘導されるケースが多くあります。入り口が違っても、行き着く先は同じ危険な取引になりがちです。

5ちゃんねるの個人間融資スレには何が書かれている?

実際のスレには、どんな書き込みが並んでいるのでしょうか。内容を種類別に分けると、スレの正体がはっきり見えてきます。有益な情報と危険な情報を見分ける目を持ちましょう。

スレに多い書き込みの種類とは?

個人間融資スレの書き込みは、おおよそ次の4種類に分けられます。眺めているだけでは混ざって見えますが、目的はそれぞれ別です。

  • 詐欺被害の報告(先払いさせられて連絡が途絶えた、など)
  • 特定の掲示板や業者への注意喚起
  • 「今すぐ借りたい」という切実な投稿
  • 業者が借り手を誘い込むための書き込み

注目すべきは4つ目です。被害者の声に紛れて、貸し手側の宣伝が自然な顔で混ざっています。匿名掲示板では、書き込んだ人の立場を確認できません。この前提を忘れないことが大切です。

被害報告・注意喚起の書き込みからわかることとは?

被害報告の書き込みには、共通するパターンがあります。多いのは「保証金や手数料を先に振り込んだら音信不通になった」という内容です。「断ったら職場に電話が来た」という報告も複数見られます。

これらの書き込みは、手口を知るうえで参考になります。ただし、注意点もあります。被害報告そのものが自作自演のケースがあるからです。「A社は詐欺だったが、B社はちゃんと貸してくれた」という書き込みで、B社へ誘導する手法です。比較をよそおった誘導は典型的なパターンだと覚えておいてください。

業者による誘導書き込みを見分けるポイントとは?

誘導目的の書き込みには特徴があります。見分けるポイントを知っておくと、引っかかる確率を下げられます。

  • 特定のLINE IDや外部サイトへ具体的に誘導している
  • 「審査なし」「即日OK」「ブラックでも可」を強調している
  • 借りられた体験談が不自然に具体的で、連絡先までセット
  • 書き込み時期が近い複数のレスが同じ相手を推している

正規の金融機関は、掲示板で顧客を募集しません。掲示板上で「貸します」と名乗る時点で、正規ルートではないと判断できます。この1点だけでも、判断はかなりシンプルになります。

5ちゃんねる経由で本当にお金は借りられる?

一番知りたいのはここだと思います。結論からお伝えすると、安全に借りられる可能性はほぼありません。なぜそう言い切れるのか、理由を順番に説明します。

「借りられた」という書き込みは信用できる?

スレを読んでいると「実際に借りられた」という書き込みを見かけます。すべてが嘘とは限りません。実際にお金を受け取れたケースは存在します。

ただ、借りられたことと安全だったことは別問題です。借りられた人の多くは、法外な利息を背負っています。年利に換算すると数百%から数千%に達する例もあります。さらに、返済が滞った瞬間に態度が急変します。「借りられた」は成功談ではなく、被害の始まりの報告であることが多いのです。

貸し手のほとんどが闇金・詐欺といわれる理由とは?

営利目的で不特定多数にお金を貸すには、国や都道府県への貸金業登録が必要です。これは個人でも変わりません。無登録での貸付は貸金業法違反です。

掲示板で「貸します」と呼びかける人は、登録業者ではありません。つまり、実態は次のどちらかに絞られます。個人を装った闇金業者か、最初から貸す気のない詐欺です。金融庁もSNSや掲示板を利用した個人間融資について、公式に注意を呼びかけています。個人のふりをした違法業者が混ざっている、と明言されています。

安全な借入が構造的に成立しない理由とは?

「運が良ければまともな人に当たるのでは」と考えたくなりますよね。しかし、構造を考えるとその期待は成り立ちません。

合法的に貸そうとする善意の個人を想像してみてください。上限金利を守り、見知らぬ相手に無担保で貸す。回収できる保証はどこにもありません。まともな条件で貸すほど、貸し手が一方的に損をする構造です。だから善意の貸し手は最初から市場に存在しにくいのです。残るのは、違法な利息で回収するか、だまし取るかを前提にした相手だけになります。

個人間融資が違法とされるのはなぜ?

「個人同士の貸し借りなら自由では?」という疑問が浮かぶかもしれません。ここでは法律の観点から整理します。どの行為が、どの法律に触れるのかを知っておきましょう。

貸金業法の「無登録営業」とは?

貸金業法では、お金を貸すことを業として行う場合に登録を義務付けています。「業として」とは、反復継続して不特定多数に貸す状態を指します。会社ではなく個人でも対象です。

掲示板で継続的に「貸します」と募集する行為は、この条件に当てはまります。無登録営業には10年以下の懲役もしくは3,000万円以下の罰金という重い罰則があります。それでも違法な貸し手が消えないのは、摘発の網をかいくぐって短期間で稼ぐビジネスだからです。

出資法・利息制限法の上限金利とは?

金利にも法律の上限があります。利息制限法では、元本に応じて年15〜20%が上限です。さらに出資法では、年109.5%を超える利息での貸付は刑事罰の対象と定められています。

個人間融資でよく見られる「1週間で2割」という条件を年利に直すと、約1,000%になります。出資法の上限を大きく超えた、明確な違法金利です。この基準は2026年時点でも有効です。数字で比べると、いかに異常な条件かがわかります。

区分 上限金利の目安
利息制限法 年15〜20%
出資法(刑事罰ライン) 年109.5%
個人間融資でよくある条件 年換算で数百〜数千%

借りた側も罪に問われる?

「借りた自分も捕まるのでは」と不安になる人は多いです。安心してください。お金を借りた側が罪に問われることは基本的にありません。処罰の対象は、無登録で貸した側や違法金利を取った側です。

むしろ借り手は被害者の立場です。だからこそ、警察や弁護士に相談しても不利益はありません。「自分も悪いことをした」という負い目は、相談をためらわせる罠になります。その心理につけ込むのが違法業者の常套手段です。

個人間融資で起こる被害にはどんなものがある?

危険と言われても、具体的な中身がわからないと実感しにくいですよね。ここでは代表的な被害を3つの型に分けて説明します。どれも実際に報告が積み重なっている手口です。

先払い詐欺(保証金・手数料詐欺)とは?

もっとも件数が多いのが先払い詐欺です。「融資の前に保証金が必要です」「手数料を先に振り込んでください」と要求されます。振り込んだ瞬間、相手との連絡は途絶えます。

冷静に考えると不自然な話です。お金がないから借りたいのに、先にお金を払わせる。この矛盾こそが詐欺のサインです。融資の前に金銭を要求された時点で、100%詐欺と判断して構いません。正規の金融機関が融資前に保証金を求めることはないからです。

法外な利息と悪質な取り立てとは?

実際にお金を貸してくるパターンでは、違法な高金利がセットになります。「10日で3割」のような条件です。少額でも、利息はあっという間に元本を超えます。

返済が遅れると取り立てが始まります。深夜の電話、脅迫めいたメッセージ、職場への連絡。家族や勤務先を巻き込むのが特徴です。周囲に知られたくない心理を突いて、無理な返済を続けさせる狙いがあります。借りた金額が小さくても、被害は生活全体に広がります。

個人情報の悪用・晒し被害とは?

融資の条件として、身分証の画像や勤務先、家族構成まで求められることがあります。渡した情報は、返済を迫る道具になります。それだけではありません。

情報が他の業者へ売られ、別の勧誘が殺到するケースがあります。連絡先を業者間でばらまかれた、という体験談も報告されています。個人情報は一度渡すと回収できません。お金の被害は返ってくる可能性がありますが、情報の流出は取り返しがつかないのです。

「ひととき融資」とは?女性が狙われやすい理由

個人間融資には、お金以外のものを要求される手口があります。それが「ひととき融資」です。特に女性が標的にされやすいため、独立した項目として解説します。

ひととき融資の手口とは?

ひととき融資とは、貸付の条件として性的な関係を要求する手口です。「利息の代わりに会ってほしい」といった言い方で持ちかけられます。一見すると交渉の余地があるように装われます。

しかし実態は、弱みにつけ込んだ性搾取です。関係を持った後も借金は消えず、さらに写真や動画で脅されるケースがあります。貸金業法違反に加えて、性犯罪としても立件されうる行為です。実際に貸し手側が逮捕された事例が複数あります。

狙われやすい書き込みの特徴とは?

貸し手側は、書き込みの内容から相手を選んでいます。狙われやすいのは、切迫した事情が伝わる投稿です。

  • 「女性です」と性別を明かしている
  • 「今日中に必要」など期限を書いている
  • 「どこにも借りられない」と追い詰められた状況を書いている
  • 生活費や子どもの費用など、断れない事情を書いている

事情を詳しく書くほど、誠実に見えて有利だと思いがちです。実際は逆です。詳しい事情は、足元を見るための材料として読まれています。

被害に遭ったときの相談先は?

もし被害に遭ってしまっても、泣き寝入りする必要はありません。相手の行為は明確な犯罪です。相談先は複数あります。

まずは警察相談専用電話(#9110)です。緊急性が高い場合は110番で構いません。性被害の側面については、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)が窓口になります。脅されている段階でも相談は可能です。証拠として、やり取りの画面は消さずに保存しておいてください。

個人情報を渡してしまったらどうなる?

「もう身分証を送ってしまった」という段階の人もいると思います。ここからは、情報を渡した後に起こることと、被害を最小限に抑える動き方を説明します。

職場・家族への連絡や嫌がらせの実態とは?

個人情報を握られると、相手は強気になります。返済や追加の要求を断った際に、職場への電話や家族への連絡をほのめかされます。実際に電話をかけられた報告もあります。

狙いは孤立させることです。「周囲に知られたくなければ従え」という圧力ですね。ただ、知っておいてほしいことがあります。勤務先への執拗な連絡は、それ自体が違法な取り立て行為です。相手の脅しは、同時に相手の犯罪の証拠にもなります。

渡した個人情報は削除してもらえる?

「情報を消してほしい」と相手に頼みたくなります。残念ながら、相手の削除の約束に意味はありません。確認する方法がないからです。削除料を要求されたら、それは二次的な詐欺です。

現実的な対策は、情報の悪用に備えることです。警察への相談記録を残しておくと、後の被害立証に役立ちます。銀行口座の情報を渡した場合は、口座の変更を検討してください。スマホの連絡先を同期するアプリを使わせられた場合は、連携の解除も必要です。

今すぐ取るべき対処のステップとは?

やるべきことを順番に整理します。慌てず、上から順に進めてください。

  1. 相手とのやり取りをスクリーンショットで保存する
  2. 相手への返信をやめ、追加の情報や金銭を渡さない
  3. 警察相談専用電話(#9110)に状況を伝える
  4. 闇金対応の実績がある弁護士・司法書士に相談する
  5. 職場や家族に先に事情を話せる場合は共有しておく

5番は勇気がいります。しかし、先に伝えておくと脅しの効果が消えます。相手の武器は「バラされたくないだろう」という一点だけです。その武器を無効化できるのは、あなた自身です。

すでに個人間融資で借りてしまった場合はどうすればいい?

お金を受け取ってしまった後でも、打つ手はあります。むしろ早く動くほど被害は小さく済みます。返済義務の考え方と、相談の流れを確認しましょう。

闇金からの借入に返済義務はある?

意外に思うかもしれませんが、重要なポイントです。出資法の上限を大きく超える違法な貸付は、契約自体が無効と判断されます。最高裁の判例でも、著しく高金利の闇金への返済義務は元本を含めて否定されています。

つまり「借りたものは返すのが筋」という常識は、違法業者には当てはまりません。とはいえ、自分だけで「払いません」と突っぱねるのは危険です。嫌がらせが激化する恐れがあるからです。返済を止める交渉は、専門家を通すのが安全です。

警察・弁護士・司法書士へ相談する流れとは?

相談先は役割が少しずつ違います。組み合わせて使うのが効果的です。

相談先 主な役割
警察(#9110) 脅迫・取り立て被害の記録と介入
弁護士・司法書士 業者への受任通知、交渉の窓口化
法テラス 収入が少ない人向けの無料相談・費用立替

弁護士や司法書士が介入すると、業者への連絡窓口が専門家に切り替わります。直接の取り立てが止まるケースが多いため、精神的な負担が一気に軽くなります。闇金対応をうたう事務所は、初回相談を無料にしていることが一般的です。

相談前に準備しておくものとは?

相談をスムーズに進めるために、手元の情報を整理しておきましょう。完璧でなくても大丈夫です。あるものだけで構いません。

  • 相手とのメッセージのやり取り(スクリーンショット)
  • 振込先の口座情報や送金の記録
  • 借りた金額、日付、返済した金額のメモ
  • 相手の電話番号、LINE ID、掲示板の書き込み

「証拠が少ないから相談できない」と考える必要はありません。記憶ベースの時系列メモだけでも、専門家は対応を組み立てられます。準備を理由に相談を先延ばしにするほうが損です。

個人間融資に頼らずお金を借りる方法は?

そもそもお金が必要だから、危険を承知で掲示板を見ているはずです。ここからは、合法で安全な選択肢を紹介します。審査に不安がある人向けの制度から順に見ていきます。

公的融資制度(生活福祉資金貸付など)とは?

国や自治体には、生活に困っている人向けの貸付制度があります。代表が生活福祉資金貸付制度です。窓口は各地域の社会福祉協議会になります。

この制度は低所得世帯などを対象にしています。連帯保証人を立てれば無利子、立てない場合も年1.5%という低金利です。緊急の出費に対応する「緊急小口資金」の枠もあります。民間の審査に通らない人こそ、先に公的制度を確認すべきです。時間は多少かかりますが、安全性は比べものになりません。

銀行・消費者金融で少額を借りる選択肢とは?

「大手の審査はどうせ無理」と思い込んでいませんか。実は、過去に延滞がなければ通る可能性は十分あります。年収の3分の1までという総量規制の範囲内なら、申し込む価値はあります。

正規の貸金業者は、金融庁の登録リストで確認できます。上限金利は年20%以下に収まります。大手消費者金融には30日間の無利息期間を設けている社もあります。掲示板の相手と違い、法律の枠内で取り立ても厳しく規制されています。同じ「借りる」でも、安全性がまったく違うのです。

借入以外で当面の資金を確保する方法とは?

借りる以外の手段も並行して考えてみてください。数万円の不足なら、借金なしで乗り切れる場合があります。

  • 不用品をフリマアプリやリサイクルショップで売る
  • 給料の前払い制度や前借りを勤務先に相談する
  • 公共料金や家賃の支払い猶予を窓口で相談する
  • 携帯料金やサブスクの支払いサイクルを見直す

支払いの「待ってもらう交渉」は、思っている以上に通ります。滞納を放置するより、先に連絡して猶予を求めるほうが信用は守られます。借りる前に、出ていくお金を止められないか確認する順番がおすすめです。

審査に通らない人がまず相談すべき窓口は?

どこの審査にも通らない状態なら、借入そのものより先に相談が必要なサインです。無料で使える窓口を知っておくと、掲示板に頼る理由がなくなります。

社会福祉協議会・自治体の相談窓口とは?

社会福祉協議会は、全国の市区町村に設置されています。生活福祉資金貸付の窓口であると同時に、生活全般の困りごとの相談先でもあります。

自治体には生活困窮者自立支援制度の相談窓口もあります。家賃が払えない場合の住居確保給付金など、貸付以外の支援につながることもあります。「借りる」以外の解決策を提示してくれるのが公的窓口の強みです。相談は無料なので、使わない手はありません。

法テラスなど無料の多重債務相談とは?

すでに複数の借入がある人は、多重債務の相談窓口が向いています。法テラス(日本司法支援センター)では、収入などの条件を満たせば無料の法律相談を受けられます。

ほかにも選択肢はあります。消費者庁が案内する多重債務相談窓口や、自治体の消費生活センター(188)です。日本貸金業協会にも貸金業相談・紛争解決センターがあります。どの窓口も相談だけなら費用はかかりません。電話1本から始められます。

債務整理で返済負担を減らす方法とは?

借金が膨らんで返済が回らない場合、債務整理という法的な解決手段があります。主な方法は3つです。

方法 内容の概要
任意整理 業者と交渉し、利息のカットや分割条件を見直す
個人再生 裁判所を通じて借金を大幅に減額する
自己破産 裁判所を通じて返済義務そのものを免除する

「破産だけは避けたい」と感じる人は多いです。しかし実際は、任意整理で解決できるケースも多くあります。個人間融資を検討するほど追い詰められているなら、債務整理の相談が先です。危険な借入で問題を先送りするより、根本から立て直すほうが早く楽になれます。

個人間融資と5ちゃんねるに関するよくある質問(FAQ)

最後に、検索されることの多い疑問へ短く答えます。判断に迷ったときの確認用としてお使いください。

5ちゃんねるで優良な個人の貸し手を見つける方法はある?

ありません。掲示板で不特定多数に貸付を募集する行為自体が、貸金業法に触れる可能性が高いからです。

「優良」に見える相手は、警戒心を解くのが上手な相手にすぎません。丁寧な言葉遣いや親身な態度は、手口の一部です。探す方法を工夫するのではなく、探すのをやめるのが唯一の正解になります。

スレで紹介されている掲示板やLINEアカウントは安全?

安全とは言えません。スレ内の紹介は、業者による自作自演の可能性が常にあります。

紹介されている外部サイトは、閉鎖と再開を繰り返す構造になっています。摘発されても別の名前で復活するためです。「スレで評判が良い」は安全の根拠になりません。むしろ誘導の疑いを強めるサインだと考えてください。

個人間融資の借金は踏み倒しても大丈夫?

違法な高金利の貸付は、契約が無効と判断されるのが判例の立場です。返済義務が否定されるケースは実際にあります。

ただし、自己判断で無視するのは危険です。嫌がらせや脅迫に発展する恐れがあります。返済を止める手続きは、弁護士や司法書士を通して進めるのが安全な進め方です。

連絡してしまっただけでも被害に遭う可能性はある?

あります。連絡先を知られた時点で、勧誘の標的リストに載る可能性があるからです。

まだお金も個人情報も渡していないなら、被害はほぼ防げる段階です。以後の連絡をすべて無視し、ブロックしてください。追加の要求が来ても応じなければ、実害には至りにくい状態です。

家族や職場に知られずに解決する方法はある?

あります。弁護士や司法書士への相談内容には守秘義務があり、家族に通知されることはありません。

債務整理のうち任意整理は、裁判所を通さないため周囲に知られにくい方法です。「知られたくないから掲示板で借りる」は、もっとも知られやすい選択です。違法業者は職場や家族への連絡を脅しに使うからです。秘密を守りたい人ほど、正規の相談ルートが向いています。

まとめ

5ちゃんねるの個人間融資スレは、情報源として眺める分には手口の勉強になります。しかし、借入の入り口として使った瞬間に立場が変わります。匿名掲示板の向こう側にいるのは、善意の個人ではなく、法律の外で動く相手だと考えるのが現実的です。

お金の問題は、時間が経つほど選択肢が減っていきます。逆に言えば、今日相談すれば選べる道はまだ複数あります。社会福祉協議会、法テラス、消費生活センター(188)は、いずれも無料で使えます。掲示板を閉じて、公的な窓口に電話を1本かけること。それが今できる、もっとも確実な一歩です。

参考文献

  • 「SNS等を利用した『個人間融資』にご注意ください!」- 金融庁
  • 「ヤミ金融事犯の検挙状況等」- 警察庁
  • 「違法な金融業者にご注意!」- 日本貸金業協会
  • 「多重債務についての相談窓口」- 消費者庁
  • 「借金・多重債務に関する相談」- 法テラス(日本司法支援センター)
  • 「生活福祉資金貸付制度」- 全国社会福祉協議会